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ピアノ協奏曲第2番第2楽章と反射的に考えるのだが、別にそういう意味ではないのだろう。
虫の羽音、梢が風に触られ微かに揺れる。葉が擦れあい軋むような音を立てる。時折混ざるジーという音。それは高圧線かも知れないが、おそらく空からではなく地面から聞こえてくる。地虫が鳴いているのだ。
ほとんどレコードの針音しか聞こえてこないような微かな、しかし複数の声部が複雑にしかし実にゆっくりと絡み合う音群。
それが夜の音楽だ。
不思議なマンダリンの冒頭の街の音楽と、実は強弱と速度が異なるだけでほとんど同じかも知れない。なんにしろ、夜の音楽は森の音楽だし、街と森はその多様性と高さ、密度によって繁栄を表現するという意味では同等なのだ。異なるのは成長の速度であり、主張する声の大きさだ。
レネットとミネビルかな? の最初の冒険は、夜の音楽が朝のざわめきに転化する一瞬を捉えるという不思議な試みで、そんな瞬間があっても良いだろうと妙に納得したのを覚えている。青い時間?
_ ストラビンスキーのように器用にも、シェーンベルクのように不器用にも、コルンゴルトのように派手にも、ローザのように地味にも、折り合いをつけることができずに1945年、まさに新たな世界の中心となった大都会の中で餓死した人間がいる、ということが夜の音楽を更なる陰翳で富ませることになる。
いつでも動かしているという意味なら、Windwos2000Proということになるんだが、IISの10クライアント制限とか、TomcatのCGIが相当イヤンなできだとか(ちょっと直したが、404となると、ローカルな環境変数まで全部出力したりして追っかけるのがイヤになってしまったとかで、結局、Linuxで落ち着いてしまった。落ち着いてしまえば、まあ、使いやすいんだが、X-TTが悪いんだかどうだかは知らないし知る気もないんだけど、Galeonを動かしていると、じきにハングアップしてしまってウンザリさせられる。別にGaleonが悪いんじゃなくてMozilaでもハングアップするんだけど、と来るとゲッコーみたいだが、多分、そうじゃないだろう(というか、そうはできない死に方だし)。
3dfxの泣き叫ぶ妖精とか使ってるのが悪いのかも知れないと思うけど、無関係なバッファに書き込みしてから死んでる雰囲気が濃厚(全然無関係な領域にテキストが出力されてから停止するとか)。しかし、積極的にどうこうしようと思えないのは、メインマシンがWindows2000だからだな。
まあ、ATOKがバンドルされているという理由だけで、ほとんど考えずにARMAにしてみたわけだが、apt-getしたほうが良い更新情報とかきちんとメールが来るし、それなりに使いやすくまとまっているようには思える。もっとも、SCSIにRATOCの変なのを買ってしまったために(Linux対応ってのが、ドライバのソース配布という意味だとは思わなかった)、いちいちカーネル再構築しなければならないのだが、Makefileにspin_lockの定義が異なるヘッダを取り込んでいるドライバの依存を記述してあったり、それなりに面倒な点もあるな。
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