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カタログを見ると40G HDDは5400RPMで、80Gより回転数は早いんだけど容量はでかいのがよいので80Gモデルを購入(と決めていたけど実際問題店頭在庫もそれしかなくてまあ決まり)。
気に入った点:
キーストロークが深い(ただし、底打ち感も結構強いので好き好きはわかれそうです。僕は底打ち感がちょっと気になります)のは、しっかり打ち込むのにはよさそうです。またキーがきちんと分離しているので相当早いタッチタイピングをしていてもダブり打ちは(僕には)起こし難いようです。
PgUp、PgDn、Home、Endキーなどがちゃんとあるので、Fnキーを押す必要が無い点もよいです。
昨日も書いたけどトラックポイントの反応が良くて使いやすいことと、ボタンのクリック感が強いので使いやすく感じます。
HDDが2.5inchということで遅いんじゃないかと不安でしたが一応耐えうる程度の速度です。
あとなんと言っても軽いこと(といってもPowerBook 15"と比較しているから意味ないか)。
それからパームレストが痛くないこと(PowerBookは手前の角がわりと立っているのでちょっと痛いことがある)。ゆるいカーブが手前に来ているのが良い感じです。
でも、いいことより悪く感じる点のほうが参考になるでしょう。
気に食わない点
Fxキーが左に寄っている。というわけでF8などをさっと押せない。特にF1が半角/全角とEscの間に位置しているのでしょっちゅう押し間違えてしまいます。すると、なにしろF1だからへルプが起動されて面倒なのなんのって適わないですね。
Fnキーが無意味に場所を占有。PgUpなどが独立しているからなんの意味もないFnキーが本来Ctrlキーが占めるべき左端を占有しているのでEmacsやIMEの操作が結構な頻度で失敗するのも閉口もの。
変なキーがカーソルキーの左右矢印の上にある。なにか押した瞬間によからぬことが起きて違うウィンドウになったりするキーなのだがひき逃げになってしまっているので何が起きているのか良くわからない(でこういう場合に調べればよいドキュメントって特に付属していないように見える—「できるThinkpad」というのがオンライン付属しているのだが、これがまた役立たずなマニュアルの典型で知りたいことを調べられなくて通読すると結局出ていないというタイプのやつ)。なんなんだろう? で、困ったことにカーソルキー全体が1列分下にずれているので高い頻度で左右カーソルキーと打ち間違えてしまう。すると入力していた情報がどこかへ消えたりして非常に困る。
という具合でキーボードの配列関係に不満は非常に強い。確かに桑島さんがキーの変更ツールに言及されるはずですね。このあたりは(比較は無意味だけど)PowerBookのほうがすばらしい。
それから無線LANに癖があって(もちろん、AP側にくせがあるのかも知れない)切断状態になりやすい。ただし、AirMac ExpressでWAPパーソナルを利用した接続ではまったく問題が起きていないので、最近のAPとの組み合わせなら問題ないかも知れません。
ほとんどの場合問題ないとは言え、やはりHDDアクセスは早くはありません。具体的にはJ2SE5.0のJavadocのzipをWindowsXPのCompression Folderからのコピーという形で展開したら15分近く(追記:違うな。40分近かったようだ)かかりました。すごく遅い(でもCPUが遅いとは考えにくい)。ただし、他の環境ではWinZipでの展開だけでCompression Folder(正しい呼び方か自信なし)を利用していないから、単にExplorerが遅いのかも知れません。(追記:添付のNorton AntiVirusが影響している可能性が高いことに気づいた。大量ファイルの作成(読み込み)だからかも。普段使っているTrendMicroのやつとは雰囲気が違うな)
IBMのネットワークアクセス切り替えツールは便利。現時点で2種類の無線LANのAP、3種類のH"inの接続先、1種類の有線LANを設定し、それぞれで異なるプロクシ設定などをしていますが、それぞれの切り替えでうまく動作しています。
XGAというサイズも気にすれば気になります(気にしなければそんなもんで、視認性は高いLCDだと思うので悪くないです)。
音は最低。PowerBookとかiBookとかステレオに慣れてしまったせいで許し難く感じます。やせた音とかそういうレベルではなく、まったくお話にならないレベルです。
とまあ、気に食わない点もありますが、値段(僕の場合本体と512M増設メモリーと純正らしきリュック兼バッグで19万ちょいくらいだった——不正確なので-1万の誤差あり)に折り合いがつけば、安心感が高くて良いと思います。
・今のところ(といってもまだ高々100回もやっていないはずだけど)サスペンドからの復帰は常に完璧。これはでかいなぁ。ふたを閉めればサスペンド状態にすぐ入る(し、状態が三日月マークでふたを閉めていても確認可能)のも良いです。というか、以前使っていたwindwosのノートがひど過ぎただけかも知れませんが(もちろんPowerBookも半年使っていて復帰に失敗したのは2回程度しかない)
まあ、そんな感じです。プログラマ的には1.7GHzのPIII−M+1Gメモリーの能力が高くてレスポンスが結構良くほとんどストレスを感じさせない点(ただし、ディスクアクセスが大きくものを言うMeadowの初回^X-^FとかZipの抽出のような処理は遅い)も良いと思います。
言行不一致だ。
機械にできることは機械にやらせ、人間は余分なことをしない(というかやらせるために余分なことをするのは全然OKなんだけど)主義者のくせに、キーボードだけは人間が機械に合わせちゃうんだな、これが。
常駐プログラムに対する根強い不信感があるのにもかかわらず、キーアサインについては自分で作るよりは指に覚えさせたほうが楽だと感じているからだろう。
ジェズイットを見習え |
うっかり押し間違えてしまうF1に関してですが、スタートメニューにある[Access IBM]-[キーボード・カスタマイズ・ユーティリティー]で、キーの応答速度を変える事が出来ますので、私はそれで対策しています。また、矢印キーにある謎のキーは「ブラウザキー」と呼ばれるもので、いわゆるIEの進む・戻るボタンに対応しているものです。これの無効化も、先のツールで可能です。
おお、ありがとうございます。ブラウザキーか、なるほど。それで気付くと画面が全然変わってしまうわけですね。というわけで早速設定(でも、無効化よりも左右カーソルに割り当てられるといいのにな)。おかげさまでF1とEscもそれで対策できました。
そっか。artonさんは、ESC-全角やCTRL-CAPSを入れ替えたりしていないんですね。矢印系も、xkeymacsでCTRL+npbf使うので、どうでも良かったりします。それよりEnterまわりのキーが小さいのは気にならないですか?
それほど気にならないです。<br>元々ASCII配列とJIS配列とDEC配列(<>が変な場所にある)を同時に使うようなことしていたので、環境に応じて指を変えるのはそれほど面倒ではないからです。<br>ただJIS配列などの特定配列なのに妙(AppleだとCtrlが昔の位置とか、ThinkpadのF1とか)だと1週間くらい非常に困るのが問題です。特にキーボードは見ないからFnキーやF1キーのように予想もしないものがコンビネーションキー――全角はまだAltと一緒に押す癖が付いているから――の位置にあると非常に困りますね。<br>小さいキーはそれほど気にならないです。コンビネーションじゃなければすぐ慣れるので。
F1の速度が変えられるのは知らなかった。これでオフィスツールのお節介に耐えられそうです。<br>ブラウザキーは特殊なキーじゃないので、ツールを使わなくてもhttp://www.jsdlab.co.jp/~kei/tips/swap.htmlと以下のコードを参考に入れ替えられると思いますが。<br>E0-0x69 D-ACForward<br>E0-0x6a D-ACBack<br>E0-0x4d D-Right<br>E0-0x4b D-Left<br>僕もるいもさんみたいにEmacsライクじゃないとダメな体質になってしまったので、僕は窓使いの憂鬱を使っちゃいますけど。
この情報は、すごくありがたかったです。桑島さんありがとうございます。