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ソフトウェア考現学―基礎概念への最新おもしろガイド (Fine soft series)(萩谷 昌己)
BASIC FORTRANかて一緒やで。7カラム目ばっかり考えとったら、アルゴリズムもくそもあらへん。
FORTRAN 7カラムをばかにしょったな。もう許せへん。
PL/I まま、おっさんら、ちょうまちいな。
APL せやせや、ここはわしらにまかせんかい。
FORTRAN なんや、このIBMの回し者めが。でかいずうたいしよって。
PL/I でかいずうたいは生まれつきや。すかんおっさんやな。下手に出とったらええ気によって、ほんまに。
APL まあまあまあ、落ちつかんかい。
BASIC 何やこいつ、ええかっこしよって。この変態キャラクタ・セットめ。
APL 何ゆうとんねん。せこい体しくさって。くやしかったら、行列の掛け算1行で書いてみい。
――『ソフトウェア考現学―基礎概念への最新おもしろガイド』萩谷 昌己
あ、構文じゃなくてキャラクタ・セットだったか。
これ読んでしばらくして、IBMと通信するプログラムを書くことになった。で客先でIBMのプログラマと一緒にトライ&エラーしてたんだが、こっちが半分アセンブラみたいな言語でガシガシ書いてるのに、あっちはなんかちょろちょろっと書いてる(こっちが1時間かけるのに対して向こうは10分くらい)んで、一体何を使ってるのかと思ったらPL/Iだった。確かにでかい図体でなんでもできるんだなぁ、と感心したのを覚えてるんだが、「リトライは100ミリ秒くらいで……」とか言ったら「10秒単位にしてくれ」(だと思ったけど、今となってはそのシステムそのものが存在しないし思い出せないや)とか言われて目が点になったのも覚えていたり。逆にそんなでっかな単位にするのがえらく大変で閉口したものだ。でかい図体だけあって時間間隔が違うのか、確かにゾウの時間、ネズミの時間だなとも思ったり。あれはSNAだったかな?
ジェズイットを見習え |
すばらし。巨象も踊る。ネズミは寿命も短かいですし。
>ネズミは寿命も短かい<br>まったく。