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シュヴァンクマイエルをまともに見たのってもしかしたら水の話の中の顔のクレイアニメーションくらいかも、と思い出した。ギルガメッシュってシュヴァンクマイエルだと思ってたけどあれもクェイ兄弟か。というくらい、ジャバーウォッキー(今回見た中で一番クロスオーバーしている)の作風を見ていて思い出したり。
というわけで、無事行けたので、はらさんのお手をわずらわせる必要はなくなりました(違)。
オトラント城がめっぽうおもしろかったけど(実在の城がモデルだということでいろいろ考証が入るのが実際にもっともらしいわけだが、それに巨大な鎧の金具が発掘されたとか魔術的な話が入ってくるので、どこまで物語でどこまで真実か、みたいな。最後の現実に巨人が介入してくるところとか)、やはり真骨頂はフードなんだろうなあ。特にモーニングの機械仕掛けの人達が好きだな。ランチ、ディナー、あれ落ちが手で皿隠すのはどっちだ? もう1個の食事は闘争(ウェイターおよび隣人との)というやつもしつこいけどおもしろいかも(あの繰り返しは昔話だ)。
その一方でばかばかしいほど短いのがあって、あれはコマーシャル映像なんだろうか? たとえば肉片の恋って、小麦粉(ソテー用)か肉屋の広告みたいだし(追記:って言うかステーキ肉のセックスなんていう奇妙なことを良く映像化しようと考えるもんだ。しかもしてる最中に持ち上げられて粉を振られてしまうという悲しさ。ソテーされるまでの短い間に、出会って、踊って、やって、粉をつけられてとか)、食べ物でできた人(フローラ)って公共広告機構っぽい(なはずないか)。
アッシャー家の崩壊を見ているうちに現実と夢想が混交してきてすべてはメランジとなってしまったが。アナザーカインドオブラブってのはPVか。
スターリニストの映画を見ているうちに、オタシクという単語を思い出したが、オタシクって誰で何してどうなったんだっけな、とか。
マックスエルンストを想起するのは、古い挿し絵の引用のせいかな。
Aプログラムも見たくなってきた。
ジェズイットを見習え |
手で皿を隠すのはディナーですね。ぜひAプロもごらんになってください。
「ギルガメッシュ/小さなほうき」ですね。たまらーん。クェイにはそのものずばり「ヤン・シュバイクマイヤーの部屋」という作品がありましたね。あ、行かれたんですね。せっかくの人の好意を、、、
はらさんも、クェイ兄弟好きなんですね。<br>僕は彼らから入ったからシュヴァンクマイヤーも彼らを通して知りました。(Javaから入ってC++を知るみたいな)
そうです。特に「大鰐通り」。ぼくも一つ仮説を提出します。<br>シュヴァンクマイエル:クェイ兄弟=Perl:Ruby
確かにキッチンシンクアプローチかも(食べ物が良く出て来るし)。