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基調講演。特に印象に残ったことは無い(今のところ)。
追記:なんで忘れてるんだか。2日目のJavaNightのチャンピオンたちのデモ。携帯電話のQVGAの中が3Dでデュークが手を振ってたりするのはすげえじゃん。HTMLでWindowを配置する場合(いや、多分divの配置でも)奥行きなんかのパラメータを使うようにそのうちなるんだろうなとか、3D空間をどう利用するか(奥行きと側面からのビューの2つが今のところキモのように思える)。特に感動したのはBOFでデュークの鼻のテカリをちゃんと処理しているとか言ってたところ(エイタロウソフトの人)。細部に無駄に凝るって、やっぱり(というのは時々無意味な処理は無駄だと考えることもあるからだが)重要なのかも。多分、すごく重要なんだろう。とか。
#Macだとユーザー切り替えの部分にだけ、その未来がほの見える気がするわけだが。(ここまで追記)
スループットコンピューティング。でっかな箱を無尽蔵に置くことは不可能だ。あるいはマシンはブレードになったけど、電力が問題だ。増やせば増やすほどコストがかさむ。そこで場所を食わない、電力を食わないようにするにはCPUのマルチコアですよ。言われてみればその通りだ(つい、HTの流れでメモリーアクセス待ちで暇だから使っておけの発想しかしてなかった。全然わかってなかったということか)。
Linux+Apache+Tomcat+Jboss+PostgresとHP-UX+WebLogic+Oracleの比較。これはすごくおもしろかった。実行特性が全く異なったり(前者はシンプル)、バックログに追いやられたコネクション要求の消失問題とか。前者に対しては再試行回数で調整し、後者はタイムアウト時間で調整するとか(障害発生時の検出パターンが理論通り。前者がでたらめというわけではなく役者が多いということもある)いろいろな知見が得られた。こういうセッションを聴くとさすがにNEC、でっかいだけに多士済々だな、と思う。(今になって気づいたがLinuxには踏み込んでなかった)追記:HTを有効にした場合のパフォーマンスダウン(6割程度になっていたような)。キャッシュミスが原因ではないかというような話が出ていた。
プロファイラ。ちょっといろいろ考えた。
アノテーション。今の知見を2001年に持ってたらVC#の本に属性の利用方法をいろいろ書けたはずだなぁ、と思ったり。ちなみに、属性についてはIDL(端的な利用としてはtypelib)ベースでやってたから良く知ってるわけだが、アスペクトという見地が無かったからなぁ、と感慨。たとえば、uniqueといった属性を元にプロクシ/スタブのマーシャリング用コードが生成されるわけだけど、それは確かにコンパイルタイムのウィービングだし、propertyputという属性を元にセッタ呼び出しへの変換を行うわけだけど、それは実行時だ。Win32OLEのmethod_missingで、"foo="の呼び出しを検出したらfooというメソッドのうちpropertyput属性を持ったものを探すが、これなんか二重にメタプログラミングしてる(method_missingによるインターセプトと、typelibの検索)。と考えると、単にAOPという名前を付けただけという言い方を以前見かけたが確かにそうだ。名前を付けて利用パターンと利用のされ方のそれぞれのアスペクトに名前を付けるということ。
LG3D。プレゼンテーションツールのAPIをツールキットとして公開というのは、グラフィックツールのAPIをツールキットとして公開(GTKだっけ)というのに似ていて(構造)違う(ツールそのもの)が、そこの違いがなんとなく興味深い。
kawa見て思ったが、rjbのダメパターンは、異なるスレッドからのイベント受けなんだから、MacみたくUIスレッドをメインにおけないという制限を持つOSやLinuxみたいにシグナルを使いまくるOSじゃなければ(というとWin32とSolarisしか知らないわけだが)、rjbでも動かせそうだな、と気付く。
動くな死ね甦れ、見に行くの忘れてた……
ジェズイットを見習え |
> アノテーション<br>Microsoft は C++ 方面でも属性を進化させ続けてますね.<br>http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/winprog/winprog/header_annotations.asp?frame=true<br>http://msdn2.microsoft.com/library/ms182032%28en-us,vs.80%29.aspx<br>http://msdn2.microsoft.com/library/d3bbz7tz%28en-US,VS.80%29.aspx
ありがとうございます。<br>でもC++にくっつけるのを見ると、なんか非常に複雑な気分になるのは、C++BuilderのpublishやOWL1.0の=WM_XXXが実に先見の明があった=で、追いつくまではピュアC++じゃないけどMFCはピュアだとでっかな声で言うという例のMSパターンだったのだな、と感じるからなのかも。
> プレゼンテーションツールのAPIをツールキットとして公開というのは、グラフィックツールのAPIをツールキットとして公開(GTKだっけ)というのに似ていて<br><br>ああ,そういう歴史も(グラフィックツール->Gtk)意識してました.<br>そのパワーを他のところに持っていけばいいのですが,APIとしてあまり提供されていないから作っちゃった,という感じですね.<br><br>ちなみに,マクロとしてGroovyとかJRubyとかつめるようになってます.あるい意味Kawaでやってた事もできるようになっちゃうのですが.
いいなぁ、>作っちゃった。<br>公開されたら是非、使わせてください。