著作一覧 |
さて、るいもさんがうんざりしたりあきれたり感動したりしているし、それに対してmarsさんが感心したりしている。
それに対してsakitoさんがネタを出している。
ふむ。
もう結論のうち幾つかはわかっている。でもそれは誰でもわかっている業界の了解なので取り上げてもしょうがない。
ネタがネタに過ぎないのは、教育対象がずれているからだから良しとして、るいもさんのほうの話にフォーカスを当ててみる。
問題は
逃げ去る恋〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選4〕 [DVD](ジャン=ピエール・レオー)
にある。よくできたシステムのことだ。これが元凶の1つであり、したがって教育がどうしたが的外れだという点にある。だって、既に教育された人間を雇ってる(はずな)んだからね。
そこでやっぱり国民総背番号制の導入ですよ。
脱税や隠し口座もばっちり摘発できるし。
で、納入するプログラムはすべてRFID内蔵チップに焼くこととして(ハードウェア納入ってことね)それを背番号と紐付けて、そうだな経産省でもいいや、のマスターデータベースで管理する。
バグったら地の果てまでも追跡可能とする。絶対に修正させる。本人が隠れたら保証人を追い込む。
「あの、求人広告を見て応募にうかがったのですが……」
「どうぞはいってください」
……
「じゃーこれ。我が社は筆記試験があるんだよ」
「はい、がんばります」
「時間は十分にあるからね。できたら呼んで下さい」
「はい」
――実践Javaを読んでおいてよかった。これなら全部できる
カリカリ
――カンペキだ
「フムー勉強してきたのかね」
「はい」
「立派な心がけだ。ヨシ待ってろ。社長に報告してくる」
……
「入りたまえ」
「ひさしぶりに優秀な新人が現れましたよ、社長!」
「ほんとうかね。キミの評価は当てにならないからね!」
「いや、こんどはまちがいおまへん。満点でっせ、満点!!」
「どれ見せてみろ、フムーいいじゃないか。28歳か。年齢も問題ないな、宇野君とってみたまえ」
「はい」
……ピピピルルルツーツーピリッ
「どや該当ナシやろ」
「いいえ、SI屋1社で去年と今年、無意味なコメントと意味のない条件分岐が入ったソースを納入して、しかもデッドロックを3回起こしてます。でも修正してますけど……」
「エーッ、彼がつまんでいたって! しょうがない野郎だな」
「そらみろキミの評価はあてにならん! 東島君! 我々はソフトウェアを扱う商売なんだぞ! いったんバグを出したヤツは 必ずまたバグをだすもんなんだ!」
「ハッ、こころえております」
「そういうヤツを入れると事故のもとや! 断りたまえ!」
……(テストは満点にも関わらず不採用の結果を聞かされ憤然とする灰原)
「わかりました。失礼します」
「ああ、ちょっと待ち。ワシの忠告やがな。あんたはまともなSI屋は雇わんと思うで。まあ、Web系やったらわからんけどなー」
この強烈なトレーサビリティーの導入によって、日本のエンタープライズアプリケーションプログラミングの世界は壊滅したのであった。いや、おれなんか真っ先に国外追放されそうな気がする。
タブレットiMacが出たら買う。すぐ買う。バッテリ内蔵で、台が携帯の置物みたく充電器兼ねててすぐ取り出せるようになってる必要はあるけど。当然、マウスとキーボードはBT。電源とつながってるのは充電器なわけだし、LANはWiFiだから早い話があの白い塗り壁だけをすぐに持ち運び可能になっているのだ。当然、iBookのように出っ張りがないつるつるデザイン。iBookじゃなくてiMacなのはでかさが20インチのほうが嬉しいからだ。多分、Appleは小さいノートは出さないだろう。だったらでっかなタブレットのほうが便利であるな。
たとえば、デスクトップで使ってて、疲れたとする。そこで充電器兼置き台からスポッと抜いてペンを持って小脇に20インチを抱えてカウチへ行き、寝転がって作業だ。重さを考えると仰向けは無理だな。うつぶせか。とするとカウチじゃないほうが良いかも。
あるいは、デスクトップでWeb見てたら良い料理ページがある。そのままスポッと充電器から持ち上げて台所へ塗り壁持ってって見ながら料理だ。
Googleマップを出しておいてスポッと抜いて車へ……ちょっと無理があるかも。でも、iTunesをiPod抜きで使えればそれで良いような。だって車を運転している時はデスクトップ上のコンピュータに用は無いし、逆もまた真。
(問題は、タッチスキャナを付けると液晶の質が低下する可能性が高いことだな。すると、ジョブスがこんな汚い画はMacじゃないとか言って怒って製品化できない)
ジェズイットを見習え |
あぁぁ、でも「全人類」背番号制でないと...
いや、そもそも1度でもバグを入れたら追放されるシステムだから、そうなったら最後、世界にプログラムが存在できません。というか、生成されるソースを管理するのが目的という見方を取ればそれで良いのかも。<br>つまり、「アプリケーションプログラムを仕様から生成する(何度でも)」というエンタープライズアプリケーションアーキテクチャへの第一歩かな。
「あきれたり」と「感動したり」のリンク先が同じなのは意図的でしょうか?
バグです。後で直します。