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第1部
プロジェクタに投影した人物と舞台上の人物(で、それがロンだったりするわけだが)の掛け合いがおもしろかった。最初、プロジェクタが見えたときには、PILのRitzライブみたいなのをやるのかと心配したが、ローリーアンダーソンみたいな感じだったので一安心。
(実は、スパークスを知ったのは奥平イラのモダンラバーズだったりするので、ここでラバーズという言葉が出てくるのが僕にとってはちょっとした符丁になっている)
エレファント・マニア (思索カセットブックス)(奥平 イラ)(へー、こっちはまだ入手できるのか)
第2部
アッチューって、ハクションに聞こえるなぁ。アチョーという訳はちょっと変じゃないか?
モロダーサウンドのシーケンサーのような細かいカットを延々と情熱的に刻み続けたベースの若者が気に入(な)った(腱鞘炎になったりしないのかな)。機械にできることは機械にさせるべきとは思うが、ライブはライブだから人間がやることに意味があるのかも。いい音出してたし。
アマチュアアワーは最初のアンコール。
未来は未来。誰も見たことはない。そりゃそうだ。
で、最後はアコースティック(音は。実際にはシンセサイザーだけど……電子ピアノかも知れないけど)バージョンのディックアラウンド。
Dick Around/Waterproof(Sparks)
前座の捏造と贋作も良かった。
ガソリンスタンドをセルフにすることで、人件費は削減できる。しかし、ボンネットを開けてオイルが汚れてるとか、ブレーキオイルがやばいとか、バッテリー液を補充したほうが良いとか、売りつけるチャンスは確実に減ってるわけだと思う。そういうのって、背中を押されて買うもののように思うのだが、違うんだろうか。
で、トータルで見て、コストが下がってもその分売り上げも下がってるのではないか、いやそんなことはないのか? ガソリンの利幅はものすごく小さいというのを聞いた覚えもある。逆にオイルだのバッテリーだのは利幅があると考えると納得が行くのだが。もちろん、スタンドの経営者はそれを勘案してセルフにするんだろうけど、セルフの機器の導入コストを回収できるんだろうか。場所柄、DIY派が多くてオートバックスみたいな店が近くにあれば、セルフにせざるを得ないということもありそうだし……それで郊外ほどセルフが多いのかな? 人件費は都心のほうが高いと思うんだが、実際には都心ではセルフのガソリンスタンドをあまり見かけないわけだし。
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