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夕鶴なのだが、どうにも不思議なお話である。
鶴女房は非常に閉塞的な人でなにも発展性がないというか、羽をむしればはいそれまでよなんだから、そりゃそうかも知れないけど。与ひょうのほうは素直な良い奴で、実はそれは一貫しているような気がするが、金を手に入れたものでちょっと地から足が浮いたのかな? 鳥は鳥だ、という話のようだった。
そうだ。その通りだ。(追記:それこそ、今おれに不足しているものだ。フーフーフー、おれには敵が必要だ)
っていうか、それは安易な政治の原則ですらある。(追記:なんでこんな簡単なことを忘れてたんだ)
自分たちの外部に仮想敵を作るというのは危険(敵の想定を間違えている場合)もあるが、とてもやりやすい。安上がりな昂揚薬だ。(追記:この薬が今のおれには一番の処方箋に間違いない)
と、そこまでは良かったが、つらつら考えるに、現状分析をすると、敵は己の内にあり、状態なのであった。(追記:うがうぐ)
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