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日々の破片

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2007-03-19

_ 難しい英語

it has certain patent termination cases that the GPL does not require. (We don't think those patent termination cases are inherently a bad idea, but nonetheless they are incompatible with the GNU GPL.)

全体も良くわからないんだけど、細部の積み重ねがわからない。たとえば「We don't think ... bad idea」も、これは「悪いアイディアとは思わない」=「考え方としてはグッドだと思う」ということなのか、「悪しき魂胆はないように見える」=「自由を侵害する意図はないようだ」ということなんだろうか。

全体としては、「APL2.0には、GPLにとっては余計な特許解除要項が確かにある(それ自体は許容できる考えではあるけれど、そうは言ってもGNU GPLとは非互換ですな)」 という意味なんだろうなぁ、とか思うんだけど、もちろんこの訳は正しい訳じゃなくて、こんな雰囲気の内容なんだろうな、訳なわけだし。

この書き方のWe don't think...みたいなところが、Apache側の、まあいいじゃん、コンパチだよ、みたいな文章になるのかな。

_ 更地から書くってことの実証例

以前のエントリーの蒸し返し

優秀な開発者がよくやるように、彼はさっさと私のコードを捨て、堅牢な形で書き直した。

――StoryOfXmlhttp - これが本当の理由。XMLHTTP の名前はここに由来している ...

via(というよりも翻訳も。こういうのを訳せるってのはすごいな)omoさんのところから

もちろん、規模が小さいということはある。1人でやれる仕事なわけだし。でも、逆に大勢いるんだからさっさと捨てても大丈夫ともいえる。

#正直なところ、基本的には更地が良いと思っているわけだが、だって、だめなものに何か加えたってだめがますますでかくなるだけだからな。でも、だめじゃないものなら、別に更地にする必要は全然ない。

#気のせいだと良いのだが、元の記事(StoryOfXmlhttpではなく、蒸し返したエントリーの参照元の記事)はアメリカの話だ。やつらはチームで動き、ヘッドの意見に従う。ヘッドが変わるとすぐ更地だ。それに対しての警鐘ということで、極端流をやっているのだと考えて、つまりは主張を眉に唾しながら、色眼鏡越しに読むのであれば、まったくOKなんだが、そうではなく、むしろほとんどアンチ更地な気候風土の連中が、その風土病を押し付けるための補強材料にあの記事を利用するのだとしたら、それは大きく間違いだろう、ということが元々の考えであったのであった。

_ SaaS

COMPUTERWORLD (コンピュータワールド) 2007年 05月号 [雑誌](-)

編集の方からいただいたので読む(いつもありがとうございます)。

なんていうか、とにかくエディトリアルデザインが好きなのだが、たとえば、WEB+DBがMoreで、SoftwareDesignがananなら、COMPUTERWORLDって流行通信(じゃなくてミラノのなんとかっていうのがあって好きだったんだが完全に記憶から飛んでるなぁ)なんだよな、おれにとっては。

WEB+DBが島田順子で、SoftwareDesignが山本耀司で、COMPUTERWORLDはアズディーンアライアとかシャマスクとか(って、こういう人たちって今も仕事をしているんだろうか?)。

で、内容もちょうどそんな感じでもあって、Y'sのコートは持ってたりするわけだが、アライアはおれには縁がない。でも、それが何かはわかる。し、ハイファッションからトレンドが形成されてヴォリュームに落ちるわけで、そのハイファッションにはストリート系とクチュリエ系があって、これはクチュリエ系なわけだぜ、IBM。かたっぽうにジャンポールmalaがいてかたっぽうにアズディーンSaaSがあるってことだ。

で、おれはといえばヴォリュームとはちょっと違うところで独自のプレタをやってるわけだから、どっちもおもしろい。

キーワード:所有から利用、パーティション、仮想化、メタデータベースカスタマイズ、スピードスケールストリーム。


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