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2週間ごとに分厚いのがコンビニに売られるせいで、あっというまにベルセルクの小山ができてしまった。しょうがないなぁ。
それにしても
見事だ!!人間の身でよくぞここまで練り上げた!!(ゾッド)
(こっちは相手)
何という男だ人の身でよくぞここまで練り上げた(アーカード)
(こっちは主役)
というのがちょっとおもしろかったり。!!がないぶんだけアーカードはそれほど感心してないらしい。
それにしても、魔物と戦争が続く世界だけに、屈託なく生きているのがパックただ1人っぽい(鍛冶屋の養女はわりと屈託なさげだけど)だけで、あとは何かしら心に闇を抱えているところが悪く言えば鬱陶しく、良く言えば物語に深みをもたらしてるな。そんな中、ルカ姉さんが奇跡のような存在なわけだが、これでお別れか。
そういや気になってるんだけど、バブルってどういう意味で使ってるんだろう。
おれの理解では、本来の価値(たとえば100円とするじゃん)を遥かに越えた価値のものとして(たとえば1000円とするじゃん)取引されることになった状態を言うのだと思うのだが。で、あるとき、王様は裸だと言い出して寝た子を起こす子供がでてくる。すると、1000円の価値として1000円を借りていたつもりが、あんたの質草は100円なんだから、さっさと900円返せごるぁと言われて破綻するってことなんじゃなかったっけ。
だから、1000000円の屋形船を10000円の漁船だと思って遠洋漁業に出かけて拿捕されて帰れなくなるってのは、バブルっていうのじゃなくて単なる勘違いってことなんじゃないのかなぁ。5人の芸妓さんと2人の天ぷら屋さんと15人の粋人が乗り込んでそのへんを漂っていれば気持ちの良いもんなんだが、それを20人の足を鎖で繋がれた半裸の漕ぎ手と1人の船長と2人の一等航海士と3人の2等航海士と、20人の釣り師で乗り込む(さすがに、そういう乗り方はしないだろうけど)のは、違うような気はするなぁ。もちろん、船なんだからきちんと装備すれば問題ないとは思うけど。
遣唐使の時代、ぶかぶかの衣を着て風呂に入らず何やらもごもご呪文を唱えるまじない師みたいなのを乗せてたそうだけど、そのての連中を5人くらい用意できるとまた話は違いそうでもあり。
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