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妻が使っているiBook G4が本格的にだめになった(何か汁物を机にこぼしたら、それがつたわったか何かして中に入ったらしい)。
くるくる回るやつは途中で固まるし、Command-Sで機動すると最初は動くのだけど、しばらくするとやはり固まる。
そろそろMacBookにしても良いかも、と、きれいさっぱりあきらめることにして、新たにMacBookを買った。とりあえずiBookからは、こないだ追加した1Gメモリは回収して、PowerBook(まだ下取りに出していない)に入れてみたり。
それは良いのだが、HDの中身は救えるものなら救いたい。というわけで、Appleのサポートに電話したら、修理は受け付けるけど、HDだけ外して返すサービスはないとのこと。まあ、そんなもんだろうか。で、修理したらHDも交換になるし、といわれるけど、そもそもMacBook買っちゃったから修理はありえない。こっちは蓋を開けるのが面倒なわけだから、ターゲットディスクとして使えるか(=iLinkケーブル買うメリットあるか?)とジャッジしてもらうと、たぶん、無理だろうという。
では、諸君、分解だ。というわけで、分解webを参考にして分解した。
いや、換装とかじゃなくて、単なる回収で良かった。というくらい、見事に壊してしまった。
最初に下枠をはずすときに、バッテリが収まる薄くなっているところを折ってしまったし、メインボードを覆っていたアルミ板は止めているネジの1つがどうやっても取れないので、いろいろやっていたら、アルミ板の部分が千切れてしまった。
ネジもやたら細かいのがたくさんあるし、PCの大らかさとはえらい違いだ。
で、HDがいかれているのならおしまいだが、以前買ったEVERGREENのUSB IDE変換ケーブルをさしたら、ちゃんと動くじゃん。良かった。
(手元のは56じゃなくて55だから、いつのまにかバージョンアップしたらしい)
最初、3.5インチと違って電源供給コネクタがないので、どうなるのかと思ったら、2.5インチはUSBから取り込んで勝手に動くのであった。
で、移行アシスタントを使って(Airのときこりたのでアプリケーションの移行はしなかった)、無事、サルベージ完了。
ところが、拡張子CWKというファイルが結構あって、それが開かない。子供が作ったファイル群だ。
試すと、Pagesなんかで開くのもあることはあるし、ものによっては勝手にTextEditが開く(どういうマジックだ?)。
(Airと一緒に買ったのだが、最初からファミリーパックにしといて良かった。MacBookには最初にインストールした)
が、なんかおもしろそうなものは開かない(子供が昔作ったやつで、特に不思議な題のやつ(ぺんぺんぽんぽん)とか。くまさん新聞みたいなのは、PagesかTextEditで開くわけだ)。
ところが、もう一度、元のHDを接続すると、かってに判断してアプリケーションを起動するのには驚いた。/Applicationならシステムディスクかどうかは問わないんだろうか。で、AppleWorksで作った絵とかコラージュだということが判明した。ふむ。
というわけで、ApploeWorksだけはMacBookへのコピーしたり。お絵かきツール(これがPagesでは開かなかったファイル)もワープロ(これは開いた)もなんでもかんでも同じ拡張子ってのは、いやだね、という結論。
追記:
下の枠を壊してしまって、しかもアルミを破いてしまったので(最終的にはパームレストの枠も千切ってしまった)、復元できなくなってしまったiBook。このマシンにはMacの美しさを教えてもらったので、廃棄処分にする前に記念撮影。
ラベルの記載を読むとApple製Firmwareが内蔵されているらしい。黒いのはEVERGREENのUSB-ATA変換ケーブル。
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