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ZOOKEEPERの新しいの買って読んだのがつい3日ほど前。
アフリカ象の話も良いが、ひさびさに北未動物園が出てきて、ヤマネをどう扱うかというような話題になって、ふむふむと読みながら、きっとこういうのってモデルがあるんだろうなぁとか考えていたわけだ。コマ動物園のあたりから、八王子とか日野あたりを想定しているのだろうと思ってたのだけど。
で、昨日、八ヶ岳のあたりに遅い避暑に行ったのだが、ひまだから近くのやまねこミュージアムって、なんだろうかと行ってみた。と思っていた。注文の多いミュージアムだったりとか言いながら。
そしたら、コは見間違いで、やまねミュージアムだった。
で、そこへ行くまで、やたら整備された道路だなぁとか感じていたわけだが、展示の最後のほうに、ヤマネ用の通路の展示があって、あれ? これどっかで見たような、と気づく。よくみたら、紹介されましたとか書いてあってアフタヌーン(イブニングだそうです)が置いてあったり。
まあ、そういうこともあるなぁと。というか、北杜夫氏みたいな市名といい、最初から北未動物園でヤマネを取り上げるつもりでそういう名前にしてたんだな(近辺の山の名前も似てる)。
それにしても、赤外線カメラで通路を歩く様子を撮影したビデオを流していたのだが、腹を地面にこすりながら、両足を横に出してぺこたんぺこたん歩く様子は、確かにかわいい。
あと、各国語でのヤマネ(と多分近縁種)の名前がおもしろい。イギリスではネムリネズミで、おおなるほど、アリスの気狂い帽子屋に出てくるあれは、ヤマネみたいなやつか、とポットの中で丸まっているさまを想像してえらく納得したり、ロシアではチェブラーシカではないが、イネムリヤさんみたいな名前で、ほおほおなるほど元々バッタリヤさんいうようなネーミングセンスなのだなぁとか(たった2例で決めつける)。突然、フランスだけ、麝香の匂いがするネズミという名前になっていて、ジャコウネズミってのがそれにあたるのか? とか思ったり。
あと、食べ物クイズも意外性があっておもしろかった。歯がリスほどは強くないからドングリは食べられない。で、アケビを食べる。ここまではなんとなく当たったが、でっかな蛾をつかまえて、はらわた引きずり出してむさぼり食うとか、なかなかのスプラッタくんだというのは意外。似たような動物だがリスは動物性の食い物食わないんじゃなかったか? (ネズミに近いってことかな) あと、アリマキを食べるとか。
ジェズイットを見習え |
>アフタヌーンが置いてあったり。<br>イブニングですよね?<br><br>にしても、ヤマネの話ってつい最近掲載された奴じゃないですか。<br>いいペースで単行本出してるなあ。
多分、そうですね(確認してないし連載は見てないので知らないんだけど)。
本が中綴じならアフタヌーンではないです。<br>アフタヌーンは(ひと頃に比べると薄くなりましたが)やたらと厚いヤツです。<br>この作品の他には「もやしもん」とか「勇午」とかがあります>イブニング