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キュレータというのが学芸員と同じかどうかはわからないが、やっと買って読みはじめたモダンコンピューティングの歴史からは、まさにその香りがする。
前書きを読んでいて、あれと思い、後付けをみたら、著者のセルージはスミソニアンの人(スミソニアンアン?)だった。
遺されたものから、意図と実績、影響を探り出し、現在へ連なる線を引き、その延長にあるかも知れない未来を伺う。
そういう意思が目次からも感じられる。
どこに転換点を置くかが、分析力と認識力のみせどころ。
これはやはり持つべき本だ(20世紀の上の21世紀のために)
難点は「GNU/リナックス」という表記かなぁ。固有名詞のうち、明らかな頭語以外はカタカナというルールは合理的だと思うけど強い違和感。
ジェズイットを見習え |
まだ1/3ぐらい読んだだけですが、この本はこの仕事に携わる人間は必読と思えるほど良いと思います。
うーん、とても魅力的なのですが、価格が・・・。
ムムリクさん、この本は、確かに絶対的な価格は高いですね。でも相対的にはむしろ安いかも知れませんよ(だからといってどうにもならないですけど)。<br>ishisakaさん、確かにこの本の1〜3章は必読ですね(最低、ここに書かれていることは常識として知っていたほうが良さそうです)。読書としておもしろいのは4章以降にようにも思いますけど。
「ギャラリー・フェイク」なんかでの印象だと同じような気もしますが<br>違うことは違うみたいですね>学芸員とキュレーター<br>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
なんか、そのエントリーを読むと悲しくなってくるのは、博物館の歴史がたかだか150年に(たぶん)満たない国だからでしょうね。