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pediaで辞書を引くとpediarchyとか、小児なんとかがいっぱいひっかかるので、それ単体で意味は(少なくとも英語では)持たず、接尾辞として使ってはじめて、「〜知識の集合」みたいに利用できるのかなぁ。
Oxford Advanced Learner's Dictionaryで「pedia」を引くと、有無を言わさずencyclopediaに飛ばされる。
まあ、それはわりとどうでも良いといえば良くて、確かに、クォーターパウンダーについて知識を集めてどうしたというようなものは、クォーターパウンダーペディアと呼ぶべきだよなぁ、と江渡さんの呟きを読んで思った。
それとも、「集合知の発露の場」というような意味で使っているのかも知れない(なんちゃらコンテストの結果が反映されるならそんな感じになるのだろう)。それならそれなりに間違ってはいないようにも思う。
ただ、いずれにしても、「編集可能」という要素が欠落したのは間違いなさそうだ。
おもしろい。
ちょっと前までは歌というのは歌うものだった。刈り入れの時に唄い、漁をしながら唄い、子守をしながら唄う。
しかし、今ではそういう編集可能性はほとんど失って(学校教育と、もっともカラオケという娯楽はあるようだけど、編集可能とは思えないな。独自性を加えると、悪い点がつくんだろ?)、購入したり拾ってきたりして消費するものになった。
詩のほうの歌もそうだな。自分で詠むものじゃなくて消費の対象で、批評はしても編集はしない。
編集権がみんなの手から一部に集中することを言いかえると、それは管理ということで、どんな分野でもなぜか最終的には管理者が管理することになる。政治もそうだし暴力もそうだし食い物もそうだ。
知識もそうなったということだ。とっくのむかしにそうなっていたのが追認されただけかも。
ジェズイットを見習え |
なんか嫌な感じの誤用ですねぇ。"携帯"が電話機を指すみたいな。<br><br>pediaの語源は"education"だそうです。<br>http://dictionary.reference.com/browse/encyclopedia<br>The Greek phrase is enkuklios paideia, made up of enkuklios, "cyclical, periodic, ordinary," and paideia, "education," and meaning "general education."
educationなのか。ありがとう!