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中学か高校のころ買って暗記はしないまでも相当読み込んだ本が出てきたので子どもにやって、それは良いのだが、さっきちょっと読んでいて驚愕した。
古い本だから、ニグロの音楽というような表現があって、そういうのを目にするとなんかすごく嫌な感じを受けるのは、いかにおれが社会的な動物かという証左だなぁとか、はどうでも良くて。
なんとホルンは金管楽器だったのか! つい先日も子どもに金属なのに木管ってのはけっこうあって、ピッコロ、ジャジャマル、フルート、ポロリン、ホルンとかえらそうなことを言った記憶がある。
イングリッシュホルン(というか、読んでいて思い出したがコーラングレのことか。というか、今書いてわかったが、コール・アングレがリエゾンしてコーラングレだな)が木管だというところと、フルートみたく金属製でも木管があるということあたりでごっちゃになり、かつ本来は角笛じゃんというあたりから、いつのまにか、完璧にホルンは木管と思い込んでいた。あー、おそろしい。後で子どもに訂正しておこう。
というわけで、ときどき知識と教養は棚卸して原本と照合しないと、とんでもない不良在庫になっていることがあるので、あぶない。(こないだのイギリスと同じようだが、どうもイギリスが少しでも関係するとやばいのかも。でも夏目漱石はベルリンではなくロンドンに留学したのは間違いない)。
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