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友人に借りたイル・トロヴァトーレを観て、あまりの恐るべき(まさに怖いの意味と、ばかばかしいほど極端の2つの意味)悲劇に凍りつく。
ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》全曲 [DVD](カラヤン(ヘルベルト・フォン))
それにしてもカラヤンとドミンゴの組み合わせは絶妙だ。
カバイヴァンスカというのは初めてだが、美しいソプラノ歌手の典型のような人。
ただ、なんでヴェルディをあまり好きではないかもわかってきた。
親しみやすいメロディの美しいアリア、そこに逆方向の心情の歌がかぶり2重唱、3重唱になり、さあ盛り上がってまいりました、まいったか、でチャチャチャーンと見事なオーケストレーション、でチャカランチャカランパパーパパー、の繰り返しだからだな。素晴らしき名人芸。
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