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先日、録画しといたトスカを子供と観ていたら、カヴァラドッシがやたらとイケメンだという話になる。歌手の名前をみるとジョナス・カウフマンという名前で、名前からはドイツ人っぽい。
で、トスカだからマーラーいわくの通り、1幕のおしまいはファンファーレで神様降臨(この演出だとトスカだったけど)、2幕は血みどろ叫び声、3幕は死んだ死んだ、なのだが、さいしょは絵の具だらけのカヴァラドッシがこめかみきりきりの拷問で血まみれになって、最後は服までぼろぼろとなる。
そういえば、と子供が言い出す。家にあるカルメンのDVDもやたらとイケメンのホセだよね。で、やっぱり最後はボロボロになって出てくる。
そこで、見返してみるかと、見返してみると、確かにイケメンで、エスカミーリョが「カルメンがどえらいイケメンに惚れてくっついたのは知ってるが、そろそろ6ヶ月たったから飽きたころだ。そこでおれさまやってきた」と歌いながらホセの顔をみて、「ああ、おまえさんか、すぐわかる」と歌うのも無理はない。まさにはまり役である。
最近のオペラ歌手はイケメン南米系と小太りイタリア系だよねぇ、と話ながら名前を見るとジョナス(ヨナスかも)・カウフマン、同じ人だよ。
George Bizet - Carmen (Ws Sub Ac3 Dol Dts) [DVD] [Import](Anna Caterina Antonacci)
というわけで、少なくともカウフマンはイケメンだという属人的な結論になるのであった。
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