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以前使っていたDELLのXPS12が壊れて修理に8万円とか言われたので、しょせんデルのPCだからしょうがないなぁと新しいのを買った。
(それでもデルを買うのは、デザインが割とあっさり気味なこととか、余分なアプリケーションがいなくて(実際にはあるけど)気持ち良いってが大きい。あと、壊れるけど他のメーカも大して変わらないだろうなぁとか、電話(メール)サポートが良好とか、一番安くは無いけどそれでも安いとかいろいろ)
迷っているうちに、インテルの新しいCPU(Sandy Bridgeとかいうコード名のやつ)とチップセット(HM67 Expressとかいうの)のやつが出たのでまあいいかなぁと。
で、おまけにSSDにしたかったので別付けでアマゾンでインテルのやつを買った。
Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 300GB ResellerBOX SSDSA2CW300G3K5(-)
(8/28時点で在庫切れになっているアマゾンのやつだったので、8/28時点のリストプライスより5000円安く買えた)
追記:今見たら、その時点では高いのしかなかった同等品のバルクが安いな。
Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 300GB Bulk Package SSDSA2CW300G310(-)
(別のノート用に買おうかどうか迷うレベルで、確かに高速だった。VS2010があっという間に起動する)
で、どうせHDD換装なんだからWindows 2008 Server R2を入れようとした。
というわけで、地雷を自ら仕込んで死地への旅に出たのであった。
まず、いつも黒ばかりだったのに、つい赤を選んでしまったのがけちの付き始めだったのかも知れない。でもそれは賭けに敗けただけだし全然致命的ではないから良い。
最初にすべきことは何かというと、壊れたマシンから取り出した2GBのDIMMを入れて4GBから6GBにすることで(4GBをさらに買う気にはなれなかったし、6GBあればとりあえず仮想マシンを1個余裕で動かせることはわかっているのでまあ良いとして)、後ろの蓋をあける。するとHDDも見えるので、ついでとばかりにSSDも入れた。
入れたのは良いが、完全には入らない。インテルのSSDは黒いプラスティクのスタブが付いているのだが、元のHDDはそれより薄い。ちょうどスタブが無いのと同じサイズだ。それで何気なくスタブを止めているネジを外したら蓋が外れてチップむき出しになって驚いた。でもディスクじゃないからふたがゆるいのは良し(スタブ抜きでネジを締めると元のスタブの底の部分の分だけネジが浮いた状態となる)としてネジ止めして蓋を戻した。この後、何度蓋を取ったりすることになるか、この時点では予想していなかった。
で、IDE-USBコネクタ経由でCD-ROMドライブを繋げてWindows 2008 Server R2をインストールしようとしたけど、どうやってもブートしない。全然、ブートしない。これは弱った。
それとは別にインテルのSSDはファームウェア更新が必須らしいので(ちょっとしたはずみで8MBしか認識しなくなるというバグがあるらしい)、それ用のブータブルCDを作っていたので、それを入れてもブートしない。
結論:USB経由のCD-ROMドライブからはブートできないBIOSなのだろう。
そこで、USBメモリーからのブートにすることにする。
でもその前におっかないのでファームウェアの更新だけ済ませておこうとSSDを取り出して、SATA-USBコネクタでデスクトップに繋いだのだがこれもうまく行かない。しょうがないので、PCのカバーを開けて直接SSDを繋げてCD-ROMからブートしてファームウェアを更新。これはうまくいった。(2.5と3.5でコネクタが共通になったのはSATAの良い点だ)
で、Windows2008 のインストールに戻る。diskpartを使えば良いというのは知っているのでusb thumbとかのキーワードを組み合わせて適当に調べたらこのページが出てきたのでまずはUSBメモリにWindows 2008 Server R2のDVDの内容をコピーする。
で、InspironにSSDを戻して、USBブートすると今度はうまく行く。で、日本語を選んで、インストールを選択すると、ドライバを入れろメッセージが出て中断。この時点でUSBメモリを認識していない。
BIOS設定とかいろいろいじった結果、ブート時点ではUSBエミュレートというのが有効になっていて、Windowsが始まると消えてなくなるということがわかった。うーむ、新しいチップセットにUSB3.0をサポートした新しいUSBコントローラの組み合わせというのがまずそうだ。そこでブート時点まではBIOSのエミューレトで動かして、OSが起動した後はそちらへお任せという仕組みなのだろう。が、OSが認識できなければそこまでだ。
で、DELLのサポートディスクからドライバーを抜き出して……どこへ入れれば良いのだろう? USBメモリはその時点では認識しないわけだし。
というわけで、SSDを再びPCに接続してブートできるようにdiskpartとbootcfgでブート可能なディスクにしてやって……としてから、OSが無ければ動かないことに気付き、そのままWindows Serverをインストールした。でもHALが違うから動かないだろうけど、そこはセーフモードにしてからインストールし直せば良い、と楽観的に考えて、ついでにDELLのドライバーもコピーして、またノートPCへ付け替える。
すると、セーフモードで起動しようとしてもプラグアンドプレイ用らしきドライバを読んだところでブルースクリーンとなる。久々に見た。何度も見た。結局、セーフモードでも起動できないくらいにインテルの新しいやつは違うのだろう。
というわけで困ったのだが、考えてみたらUSBメモリからブートしてSSD内のドライバーを読ませれば良いと気付いてやり直し。が、ドライバーのすべてのディレクトリを順に読ませてもだめ。どうも、USBストレージかUSBコントローラかどれかはわからないが、必要なドライバーはinfファイル付きの形式では存在しないようだ。
はて困った。
で、そこでAcronis Migration Easyを思い出した。以前、別のBUFFALOのHDDが安かったので買ったら、正規OEM版がついてきたので持っていたのだ。パッケージ版を買うとそういう良いこともあるね。
Acronis Migrate Easy 7.0 Vista対応版スリムパッケージ(-)
これを使って、デスクトップで、元から入っていた2.5HDDの内容をSSDへコピーすれば良いわけじゃん。で、そうやった。350GBから300GBへのコピーだが、そこはMigration Easyが適当にうまいこと調整してくれるから問題なし。
で、今度は無事するするとDELLが出荷時につけていたWindows 7 Home Editionが起動する。ネットワークもつながるし、USBメモリも読める。USB-IDEのCD-ROMもOKだ。というわけで、Windows Server 2008 R2のDVDを入れるとアップグレードはできないから新規インストールしますか? と訊かれる。まあしょうがないかとインストールした。
で、再起動すると、USBは見えない、ネットワークもつながらない、そういう状態となった。でもこういうこともあろうかとDELLのドライバーをSSDへコピーしておいたはず……と思ったが、Migration Easyで全ドライブコピーしたから消えてなくなっている道理だ。
で、また外してPCでDELLのドライバ群をコピー。
再度付けてWindwos 2008 Serverを起動して、順番にドライバーを入れていく。
USBコントローラとUSBストレージは動き出した。RealtechのLANもOK。HM67のドライバーもインストールできた。グラフィック回りのユーティリティはインストール中にエラーになったが、画面設定から直接ドライバを選択すると無事、本来の解像度での表示もできた。
しかし、インテルのWiFiはドライバはインストールできているのに、まったく反応しない。そこで行き詰った。
でも、LANは繋がるので、ケーブル使って接続していろいろ試してみてみたり。
で、力尽きてそこまで。蓋して寝た。
朝起きたら暖かいので驚いた(作業が長期戦になったので机から離れてバッテリだけで操作していたのだ)。Windows Server 2008だから勝手にスリープしないというか、ハイバネートもサポートされていない(デスクトップにはハイバネートもあったから、ACPIからみのなんかのinfが必要なのだろうが、それが無いということかも)。
それはそれとして、バッテリーが10時間程度もつことがわかった(LCDはオフだが、認識していなくてもHWとしてWiFi用チップは通電状態だから勝手に何かしているのでその分は電力消費している)のでそこは良かったのだが、WiFiがだめでハイバネートもできないのではノートPCとしてはまったく使い物にならない。
そこで、またSSDをPCへ付けてMigration EasyでWindows 7 Homeへ戻す。
で、VirtualBoxにWindows Serverを入れるということになった。
新しいコンピュータにサーバOSを入れるのはやっかいだということをまた学習したのであった。
Homeで行くと決めてからインストールしたソフト。
・Visual Studo 2010
・JDK7 + documents
・Firefox (このマシンはChrome無しで運用してみよう)
で、VirutalBox上に、Windows 2008 Server R2(+Visual Studio 2010 + 7-zip)とUbuntu(ダウンロード中)
で、SSDは確かに起動時は高速だというのはわかった(VS2010の起動も速い気がする)。CPUが非力(core-i3)な分はそこで補えるかも知れない。
ジェズイットを見習え |
えーと、今更ですがWS08R2のSleepは条件が揃うと利用可能です。<br>使えなくなる理由は、Hyper-Vのスパーザイザがロードされているためです。<br>次にグラフィックスドライバの件ですが、最新のチップセット(昨年以降にリリースされたやつ)だとSP1が入らないと、ご臨終になります。特にスパーザイザとの組み合わせで、BSODになります。後は、スリープを有効にしてスリープさせた場合の注意点は、一度スリープするとスパーバイザを有効にするにはリブートが必要になる点ですかね。<br>それからWIFIですが、ドライバーが入った後は、確かWIFI系の機能を追加して、WIFIコンフィグサービスを有効にすると使えるようになります。<br>Bluetoothは、Win7とかに添付されているドライバーだとMSスタック(コンパネのモジュールとか)が入らないので、ドライバーがあっても繋げないという状態になります。この現象は、サードパーティのスタックを使うことで解消できます。私の場合は、東芝ヨーロッパからスタックを購入しました。<br>会社のPC(HP 8530p)は、Windows Server 2008 R2環境でモバイルとHyper-V環境で使用しています。
おお、参考になります。wifiはインテルのユーティリティがwlan?.dllが無いと文句を垂れてたので何か不足しているところまでは気付いたのですが、正解にたどり着けませんでした。<br>頂いた情報でやり直したいところだけど、セットアップと戯れて時間を浪費したので、取り敢えずこのままですね。
ですよね。私も会社のノートをWS08R2化するのに、移行前のPCがあったので徐々に環境を整えるまでに苦労しました。理由があって、5月に再インストールをしているので、先のコメントのように情報を整理できた次第です。まあ、試される場合はご相談いただければ、確認して正確な情報を提供します。
どうもありがとうございます。もしかしたらお願いします。
N311Zで、外付けDVD起動でOS再インストールしようとすると、<br>同じようにドライバを入れろメッセージが出て、インストールが中断してしまいます。<br>ドライバをどうすればいいかわからない...
N311ZのUSBポートのうち右か左かどちらか(忘れてしまった)は、USB3.0ではなくてUSB2.0なので使える可能性があります。これ書いた時点では知らなくて、別のUSBポートに付け替えて試さなかったので進めるかどうかはわからないですが、試す価値はあると思います。