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ムムリクさんのデフレ?に、デフレの最たるものって賃金じゃないかとか書いて、不思議な思いにとらわれる。
デフレというのは、ものがだぶついていて価値が下がるために市場がそれを反映して価格を下降させることをいう。
で、賃金は労働市場がだぶついているので下げているわけだが、労働人口そのものも目減りしつつあるんじゃなかったっけな?(とっくに釣鐘型を保っていないし、2000年の時点から考えても、20歳以上60歳以下と仮定すれば就労可能人口は減っている)
にもかかわらず、労働市場がだぶついているというのは、1人あたり生産性がとりあえず限界まで向上してしまっている(たとえば10年前は1人の生産性を1とした場合、現在は1.5になっているとか)ということなのか? 就労可能人口が減少しているのに、だぶつくということは、仕事そのものが減っているということなのだろうけど、そこで不思議なのは、購買可能人口は2000年から比べて減っていないからだ。
そのくらい、海外労働市場への依存度が増しているということなのかなぁ。(もしそうでなければ、ラッダイトにも6%の理があるということになる)
(ミクロで見ても意味がないくらいマクロで見る必要があるということなんだろうか)
で、そこから、インフレ傾向にするには(単純化して)金を余分に刷る、円高にするには(単純化して)日銀が円をがんがん買う、と同じく、単純化して労働市場のインフレを行うには国が率先して公務員を高給でがんがん雇うっていう方法があるよなぁと考えてみる。
というわけで、公務員を倍増して賃金がんがん払ってやったらどうだ?
いいじゃん。
(公務員を削減して労働市場に放出したら、ますますデフレになるだけだろ? 違う?)
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公務員に金はらうのやめたらデフレになりますよねー<br>どうするんでしょね