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bundle installでばんばんエラーになる。
それはそうか。
以下が必要(apt-get install sqlite、apt-get install rubyと、apt-get install ruby-bundlerは当然してあるものとする)。
apt-get install make
apt-get install gcc
apt-get install ruby-dev
apt-get install libz-dev
apt-get install libpq-dev (なんかすごくたくさんインストールするが、これなんだ? と思ったらPostgreSQLの開発パッケージか)
nokogiriの作成にえらく時間がかかって閉口しているので待っている間にこのメモ書いた。
追加:nodejsも入れておく必要がありそう(you may need to add a javascript runtime to your ...とか出てきた)
さらに追加:たまたま試そうとしたRailsアプリケーションがPostgreSQLを使っていたので、libpqが必要だったわけだが、当然PostgreSQLが入っていないのでこれも必要。
apt-get install postgresql
で、
/etc/init.d/postgresql start
したら、rollが無いと言われる。
しょうがないので、
sudo su - postgres (su 2段重ねするのはpostgresのパスワードがわからないからだが)して、createuser --createdb oreore (最初--createdbを忘れてrake db:createで怒られたので、dropuser oreoreからやり直した)
今度はencodingで怒る。もう、既定でutf-8にしといてくれよ。
しょうがないのでpsqlで入って、検索して見つけたPostgreSQLテンプレートのUTF8化をスクリプトで行うを参考にして、2度とやる気はないのでスクリプトコピペではなくSQLコピペでtemplate1をutf-8化して、後は万事快調。
ノルマを観に東劇。
指揮のカルロリッツィというふくよかなヒゲのおじさんがなんか、カンザスで魔法を売っていそうな山師っぽくなんだかなぁと思っていたら、とてつもなく優雅な指揮棒遣いを見せていきなりびっくりする。指揮棒を使ってここまで優雅な動きが出てくるとは。というよりも、こういう指揮スタイルはイメージの中の指揮者であって、実際には初めて見るかも知れない。
というわけで序曲がすばらしい名演のように思うのだが、考えてみたら、カラスやバルトリのCDは持っていてもまともに聞いたことない(ベルカントはあまり好きではない)ので比較してどうこう言えるほど知っている曲ではなかった。
始まるや、まったく物語を知らないことに気づく。
ガリアの森の中、ガリアの民はドルイドを信仰しているが、カエサルが残した都督(なんと呼んでいたか忘れたが、明らかにこの役回りは都督だ)はヴィーナスやらなにやらローマの神を信じていて、ドルイドを野蛮なものとしている。異教徒がどうのと都督が言い出すので、紀元前なのにキリスト教対ドルイドなのかと思ったが、いくらオペラでもそこまでデタラメではなかった。
演出はマクヴィカーだが、ロンドンのセクシャルなマクヴィカーでも新国立での異様にエロティックなマクヴィカーでもなく、メトならではの奇麗なマクヴィカー(ただし森の中の暗鬱さ加味)。
最初メゾのアダルジーザをガランチャが歌っているのだとばかり思っていたのに、金髪ではあるもののやたら周りに比べて背が低いのでよほどノッポが君臨するガリア地方とか不思議になっていたら、歌い出してディドナートかそりゃそうかと納得した。
ラドヴァノフスキーのノルマはベルカントオペラだしこんなものかなという感じで、それほど好きな声や歌ではないが、悪いものではない。
テノールの都督役のカレーヤ(結構良く観ているはずだがあまり大した印象はない)は良かった(が、またしばらくすると印象が消えてなくなりそうではある)。追記:びっくりするほど良い声とか驚いているのに忘れてるくらいだ。
知らなかったとは言え、浮気な男と好色な女とその間で無理心中させられそうになる子供の家族関係が主となり、そこに若い田舎娘が都会から来た権力者に都会で暮らそうと持ち掛けられて恩義がある上長と恋がもつれる話とはまったく思ってもいなかった。どうも巫女とか権力争いとかからエレクトラやカサンドラのギリシャのほうの物語のようなものだと想像していたらしい。
とりあえず楽しめたし、リッツィの優雅な指揮が観られたのは儲けものだった。
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