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港区立郷土歴史館を再訪。
今度のお目当ては、特設展の最近の発掘関係の展示だったのだが、それよりも、港区の平成史が抜群におもしろかった。
最初が赤坂御所関係で、唐突に不可思議なお仕着せが展示されていて、はて? 東宮ではこんなの着ているのか? と思ったら、マハラジャの従業員の服で、そこからマハラジャとかの六本木ディスコ全盛期の展示となり、次にCDとかAIBO(ソニーは港区か? NECがそうなのは知っているが)の展示となったり。ただ、量は少ないね。
発掘関係は、江戸時代のものが多くて、そうかこんなものも発掘してみないとわからないものなのだな、とあらためて考える。が、意外なほど近代的でおもしろい。
常設展では、明治以降を前回はちゃんと観ていなかったので、今回はちゃんと見る。でもその前に賢猫之塔にお参り。
目黒の大火が川沿いに進んで上野のほうまで延焼しているのを見て、どういう具合に家が並んでいたのか、今とはずいぶん幹線が異なるのだなとかおもしろく思う。
空襲で焼けた範囲が、ちゃんとでっかな病院を外していることを確認して、それで白金が焼け残っていたのだなと納得する。
青山通りの拡幅に伴う櫛の歯状の写真を見たりしていると、最後にゆりかもめが出てきた。
ゆりかもめの運転席用のマニュピュレーションボックスが展示してある。
普段は運転手の陰になるし、そうでないときは蓋を閉めているので、こうやって中を見せるのは珍しいだろう感謝しろ、といった能書きがついている。
が、レバーは触るなとなっていた。駆動軸に直結しているわけではないからどの程度の反発力があるか、とか触って知りたかったのだが残念だ。
NECと森永が提供した田町駅前発展史の映像展示もおもしろかった。
帰りに脇のバスクチーズケーキを買って家で食ったらおいしかった。アップルシナモンのほうがプレーンよりも好きだな。
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