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スラドの議論っていつもながらにとっても不可思議。
巨象は踊って、確かにたこさんリストラしたかも(しているが)知れないが、うまくやっているんだが。
サービス、サービス、サービス。
やつらは結論を持ってますな。って言うか、MS見てたって世界は見えないよね。おもしろいけど。
後、共産主義とか社会主義とか資本主義とか口に出すけど、その意味をこれっぽちも理解していないような連中が、オープンソースとかの定義になると嬉しそうに攻撃したりするのも解せない(とはいえ、ACなんで、本当にそうかはわからないしわかる気もないけど)ところ。っていうか、ソ連が今日三時過ぎで、中国が釈迦居過ぎだなんて、どこから仕入れたんだか。
ふんふん、結局、場が立たなきゃだめなんだな。GPL互換とOSD互換とかとか言ったところで理解されないというのは、ボナパルティスムとファシスムの違いが理解されないというのと同じようなことで、所詮定義の差なんて当の本人たちにとって以外は、どうでも良いことなんだろう。で、本当にどうでも良いことなんだろうな。
というわけで、まじめに、ネズミを捕ることにするか。
ネズミを捕るのは結構、疲れる。
それはそれとして、一般論としてはGPLだろうがOSDだろうがどうでも良くてパクル人はパクリ、貢献する人は貢献し、無視する人は無視し、ファドる人はファドるんで、これはどうしようもないところなんだが、少なくても世の中にそういうものがあるという知識を持ってしまい(知らなきゃなにもはじまらない)、かつ多少なりとも共鳴するなり感心を持つなりしてしまい(無関係だと思うんならそりゃそこまでだ)、かつ悪意を持たないのであれば(悪意を持ったら攻撃するのは、そりゃしょうがない)、正確な知識を持つべきだし(できればね)、それが通じるのであれば(人を見て法を説け)正すべきは正すべきだとは思う。
っていうか、あの場(スラドではなく元の八田氏の記事)の読者は基本的にLinuxに関心を持っている人間だけだと考えられるし(ページ評価を見ると)、その限りではマニフェスト(あー、小泉のせいで微妙に歪んでしまうかも)としては良いかも知れないが、3歩くらいひいて、ダイヤモンド社の雑誌を読む側の立場になって読んで見ると、異様なカルトの文章に見えてしまうんですが。だいたい、ファインマンさんなんて知らないって、普通(=ダイヤモンド社の読者層)。だから洒落にもユーモアにも見えず、突出した異様な言い回しとしか感じられないよ(で、その異様な言い回しというのは、カルトの特徴だし。符丁とか)。モノを作らないと理解できないことってあるし、石工の集団が陰謀団体として見られるってのは(現在の実情は知らんけど)しょうがないんじゃないかな。技術ってのは、その技術を持たない人からは魔術と変わらないわけだし。ただでさえ、技術者の集団って怪しく思われてるらしい気がしてるし。いや、被害妄想じゃなくてさ。
とすればすり替えるってのが有効かも。逆に、相手はろくに知らないんだから。IBM(やっぱHPじゃ知らない人が多そうだし)がLinuxをだしにして(という言い方が失礼なのはだしに取るだけの栄養を与えてくれてるからだが)いかに儲けてるか。その他にもStrutsなりEclipseなり、IBMはオープンソースをうまく利用してしっかり稼いでいるではないですか! どこが競争力を削ぐ原因ですか! これが先進国アメリカのトップ企業です!
って、それはFUDでこそないが、フェアでもないな。
とりあえず、またネズミを捕まえに出ることにする。
(後から補足)
坂村健のことはどうでも良いと思ってるから、上で書いてるのは、対抗言論をどうするかってことだけだね。やっぱりネズミが気がかりで、ちゃんと考えられてないや。
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