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月の半分まで来ちまった。
Enterprise Architecture Using the Zachman Framework (MIS)(O'Rourke, Carol)(また絵が無いよ)。これを読めばZIFAに習いに行かなくても独習できるという優れものだ。
でも、紀ノ国屋だからまた、倍近い額を出したりして。
とりあえず序文だけ読んだけど、内容は後で。
しかし、amazonに書評がついているが、何か勘違いしてるとしか思えん。手順? 「サルでもできるEA」とかを期待して買ったのだろうか。そんなトラの巻みたいなもの売り出すほどバカじゃないだろうに。
#まあ、その程度のもんだよな。
ふーむ、URLのco.jpをcomに変えて、ASIN/isbn/までに替えればそのままUSのamazonを参照できるのか。パス構成が同一だとういうのは素晴らしい。
こちらにも、「おいらの週末を返せ(星1つ)」っていう悲惨な叫びがあるな。序文にも「entertain」と書いてあるからわかりそうなものなのに、amazonで買うとこういう誤解もありえるということなのかな。
技術書ではなくビジネス書だということは、EAが何かということを考えればわかりそうなもんなのだが、そのへんがUSでも未だ曖昧なのかも。
#逆ザヤ? 日本のamazonのほうが安いな。
しょせん技術ではないから、知の形式化ができない。できないからどうでも良い与太話を並べて相手に概念の形成を促す。こういった手法は春秋戦国からの伝統的な手法で、「サル向け」や「ダミー用」とは正反対のアプローチだ。問題は書くのも大変だということだ。1つの正しい方法があってそれを説明すれば良いのではないからだ。また内容が内容だからケーススタディを使うのも(印刷物としては)無理があるかも知れないし。
いずれにしろ読み物としても面白そうなんでパラパラと読んでいくことにしよう。
ひゃひゃひゃ、システムデザイナーは4種類の枠組み(ってのがあるんだろうなってのが推測できるのは)とか7つの習慣(ってことはたださんはEAデザイナー教育を受けたのかな?)とかシステムシンキング(沈み行く組織じゃないよ)を利用しなきゃならないそうな、そりゃそうだろう。根回しなきエンタープライズシステムは意味的な破綻だろうしな。政治の勉強ですなぁ。
っていうか、パラパラ読んでると悪い冗談としか思えないんですが、っていうか、それが正しい認識だろう。呉子みたいだな。孫子は技術的な兵法書でどう戦争に勝つかが書かれているけど、呉子は兵法よりは権力の使い方の考え方の書なわけで。
いや、実におもしろい。有能な(=能弁な)コンサルタントはこの本を一通り読めばリファクタリングから、SQL−ODBC−JDBCといったRDBの界面層、XP、RUPといったプロジェクト回しの流行語から、ピラミッド建築のプロジェクト管理問題まで(っていうか順序は逆だけど)通りいっぺんに広く浅く早分かりできるって寸法だ。
っていうか、エンジニアとしてのオレにとってはこんなの読むのは確かに時間の無駄だな。だがこういったことが役に立つ局面も知っているし、星5つを進呈しよう。
ジェズイットを見習え |
途中で投げ出しちゃったから、EAデザイナーにはなれんのかー(笑)