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referer-antibot導入。
チン氏を調べた担当刑事は「チン氏の体から異臭がして調査がやりにくかった」と語った。
でも、これがコンピュータ室とか開発室だと違う評価が待っている。
除隊するやいなや
あ、徴兵制なんだっけ。恋恋風塵。
ファウラーのPoEAAとか読んでると(例であって、別にファウラーがどうしたってことではない。むしろ、多層アーキテクチャについて、といえば正確かな)どうしても気になる言葉がある。
それがもちろん、ドメインなのは、見出しを見れば一目瞭然。
僕にとってドメインとの出会いは、小学生じゃないと思うから中学生のころだと思う。
Le Marteau Sans Maitre / 7 Haikai: Boulez /(Boulez / Messiaen)
こんなのしかAmazonでは見当たらないが、ドメインは最初に(以降、ネタが既に散逸してしまっているために、固有名詞はすべてウロ覚えなので誤っている可能性が高い)、ミシェルポルタルがクラリネットを吹くあのドメーンヌ(と女性形だったような気がするんだけど、やっぱりドメイン(っていうかドマン)かも)か、さもなきゃCBSから出てたルマルトーサンメートルのアンサンブルドメーン(というか、上のAmazonからの引用がそれだとしたら、でも英語になってるからなわからんし、確か収録されていたのは本の書だったような気がする)か。ドメインミュージックという英語も記憶にあるが、それはなんだろう? カタカナでグーグルしても全然、違うものしか出てこないし。
で、ドメインという言葉の心象とそこから確立された概念は、場(磁場のように何事かが発生する場所―ただし広さ/位置を持つとは限らないため「場所」というよりは単に「場」)、それはマージナルな(複数の異なる「何か」が重なり合うギリギリの)場、であったり日常的な場から1歩異なる次元に形成された場、前衛(が立脚する場)−と書いてびっくり、前衛なんて言葉があったねー、意思の力で構成された音がぶつかり合う場、といったようなもんだ。
早い話、ドメインという言葉を目にすると、円形の客席を囲んだスピーカーからミシェルポルタルのクラリネット(本当にポルタルはクラリネットだったっけ? なんか違う人と間違えてるような気がするんだが)の音がそこら中から聞こえてくるんだ。
てなことを考えながら『参照点』を読み返してみたり。
100万番台とは……そんなもんだよね。
意味なく、しかし、この場のコンテキストを意識した抜書き。
ストラヴィンスキーや彼の世代の人々は、様式/コードの犠牲者だったのだろうか?
この章では、様式という日本語は、スティル、モード、の2つの言葉の翻訳となる。上で/コードと記述されているように、区別はあるもののコードも様式のうちと考えても良い。
もはや思想は様式を産み出さない――様式が思想を課すのだ。
この言葉は、しかし、現実に、その意図した内容を写像すれば、次の言葉に変換できる。
もはや設計はコードを産み出さない――コードが設計を課すのだ。
というように見ていたら出てきたがドメーヌミュジカルをIRCAMの前に作ったという記述があるから、ドメーヌミュジカルをアメリカのレコード会社がドメインミュージック(確か、ドメインはRCAだったはずだ)と訳したのだな。
では、ドメインとは何?
追記:気になってスタンダールを引いたらdomaineはドマンヌだな。しかし常識的にはドメーン(ヌ)と読みそうだ。スタンダールは絶対じゃないが訳者も絶対ではない。普通は江戸ッ子と同じでaiはエ(−)なんだが(itainaはイタイナじゃなくてイテーナ)、main(マン)と同じ発音らしい。掌と言えば、孫悟空が逃れられない釈迦の掌が思いつく。あれは確かに場だ。
PoEAAなら9語だ。
Logic that is the real point of the system
とすればだ――と考える。ビジネスロジックのことだな。
ここで、別の疑問が持ち上がる――で、ビジネスルールは?
粒度が異なるってのが正解だろう。
ビジネスロジックは複数のビジネスルールによって振る舞いを規定される。
では、ビジネスロジック=ドメインか?
ここで、さらに疑問が出てくる。
トランザクションスクリプトとドメインモデルの関連についてだ。特に貧血症。
トランザクションスクリプトはフローチャートみたいなもんだからある意味わかりやすい。で、そのチャートの入り口から出口で1つのビジネスロジック。内部の個々のひし形やら長方形やらがビジネスルールだ。
ドメインモデルは、ドメインをモデル化したものだと考えてよい。名は体を表す。
そこで、奇妙な言葉に戸惑う。ドメインメソッドだ。ドメインメソッドを実装するのはドメインモデルのProductではなかったか?
プレゼンテーション層あるいは多層化された場合のコントローラ層から見た場合、それがトランザクションスクリプトであっても、それはドメインメソッドなのではないか?
すると、別の考えが出てくる。トランザクションスクリプトというのは実はドメインではなく、プレゼンテーションとドメインのマージナルに位置するコントローラ層なのではないか? トランザクションスクリプトとはドメイン抜きで直接データソースをいじくるパターンのことを呼んでいるのだろうか?
でも待て、Transaction Scriptは次のように始まる。
Organizes business logic by procedures where each procedure handles a single request from the presentation.
これは間違いなくドメインのパターンについて記述しているのだ。
というようにちょっと迷ってから、1歩退いて改めてPoEAAを見れば「P」って書いてあること、最後に「A]と書いてあることを思い出す。実装および実装に直接結びつく設計と、アーキテクチャパターンは切り離して考えなければならないことに。
ところが、説明するためにはコード例が手っ取り早いために、アーキテクチャパターンの説明であるにもかかわらず実装が出てくるので逆にわかりにくくなるのだ。
しょうがないな。
っていうか、いつの間にかメッセージングのやつも出してるよ(メインの著者じゃないようだが)。
サーガトランザクションとかロングトランザクションとかについても書いてるのかな?
しかし紛らわしいな。
よりちょっと安いからソフトカバー版なのかと思ったよ。(追記:会社用にもう1冊買おうかと思ったんだったり)
ちなみに歴史的事情から、僕はキュードトランザクションが好きなんだけど、それだけに、買うかどうかは微妙だな。
1999年にバッチ処理にトランザクションスクリプトではなくドメインモデル(で合ってるんだろうな)ってのは大したもんかも。
つい買ってしまったわけ(顔が伸びたデーモンがモニターの上にいるわけだし)だが(iMacはこのさい関係ない)銀地黒は本当にレアなの?
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