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海を越える通りすがりの件だけど、どうもWindows版(とは限定しないけど)Gecko/20031007、Firebird 0.7のバグっぽい気がする。ちなみにメソッドはHEAD。
でも、ブックマークに言及したタイミングだし、僕もFirebirdを(Linux上では)使ってるわけで、ああいう形で便利なプラグインとして教えてくれた可能性もあるし、たいていの場合、Referer漏れって検証が厄介なので確認する気にもならない。
というわけでどう考えても腑に落ちないRefererが記録されていたら、気にしたほうが良いかも。もし、それらがGecko/20031007, Firebird 0.7で共通ならバグだから修正すべきだろうし。
追記:「Referer漏れ」というのが正しい言い方かどうかはわからない。でも微妙に脆弱性のうちだとは考えられる。
追記: なんで今見ると消えてるんだろ? ――100個を越えたから追い出されたのかな?
結局インストールしてみた。なかなか便利かも。で、ブックマークからチェックするとRefererがあのスレッドになるわけね。納得。かな?
ょゎさん曰く冒険活劇とまでは思わないんだけど、でもRHGを読むこと、それは確かに、冒険なんだ。
そりゃ世の中にはakrさんのようにすごい人がいるわけだが、多くの僕たちはそんなにはすごくはない。あるのはせいぜい、向上心とおもしろいものを見つけ出さずにはいられない探究心とといったものだ。
RHGのおもしろさは、プロの研究者ではなくアマのrubyハッカーの代表者の青木さんが、そんな僕たちのために水先案内人となってRubyのソースコードへの冒険の旅に出る、まさにその点にあるんじゃないだろうか。
たとえばロビンソンクルーソー。彼は生き残るため(いや、むしろ紳士たる自分の生活を孤島に取り残されてもなお保つため)に知性を駆使して孤島を切り開いてみせる。これは、プロの冒険家によるサバイバル「術」の本とは異質のおもしろさなのだ。そこにあるのは「術」の解説ではなく、次々に出てくる乗り越えなければならない難関に対して、1人の人間が知恵を巡らせ挑戦し、そして乗り越えていく「過程の記録」だ。
青木さんはソースコードを解析するためのツールの収集から始める。いきなり無人島に流されるのとは違うから、入念に準備をし、必要な知識を蓄え、そして旅発つ。そして全体を見渡し、分析し、戦略を練り、そして順番に挑んでいく。これを冒険といわなければ、何を、現代において、冒険と呼べるだろうか?
しかも、RHGがロビンソンクルーソーよりも圧倒的にすごいのは、それが小説ではなく、技術書だという点だ。つまり、その冒険の対象となったソースコードを僕たちはコンピュータのモニター上にいつでも引き出して、同じように眺め、そして同じように挑戦することが可能だという点だ。だからこそ、RHGは、21世紀を迎えた人類の冒険の新しい姿を記した、正しく歴史に残る金字塔だと言えるのだ。
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