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日々の破片

著作一覧

2004-01-24

_ アーキテクトってなんだろう?

一昨年あたりから、そのカタカナの(ただしインフォーマル)な職掌をやったのだが、当然、勤め先のローカル定義の可能性もあるけど。

@ITとかだとある目指すべき職種のように見えるが別にそういうこともなく、最近順番に読んでいるジョエル氏のとこだと現実を無視して言いがかりをつけるバカの集団って感じだが、僕の勤め先だとマーケティング(営業)用語と実装(開発)用語の通訳っていうのが最初のミッションだったり。

コーディングルール、開発ツール(このあたりでAsWikiとかが出てきたりというわけでプログラミングそのもののツールには限定しなくて周りを固めるツール群を含む)、環境、テクノロジー(言語に何使ってどんなフレームワークを使うとか作るとか、何層に分けるとか、ネットワークどうするとか、分散するとかしないとか、もろもろ)を決めたり、どんなメンバーが欲しいとか(希望するだけの権限しかなかったり)、で実際に始まるとメンタリング(あと、失敗した場合の逃げ道をあらかじめ2重3重に確保しておくってミッションもあったな)。

コンサルタントは高みからこうしろと言い、コーチはふんふんと悩みを聞いてやり、メンターはがしがしプログラムを書く一方でこーしたほうがいいんじゃないとかおーそのてがあったかと言って回る(というような分類をある人から教えてもらったので、自分の役割がメンターだと知った)。

進捗の責任は負うが管理はしない、そんなことする人でした。当然だが、すごくおもしろかったな。他の連中もおもしろく感じてくれりゃいいんだが。

っていうか、この役割は必要かも。他の誰もWikiとかCVSとかテスティングフレームワークとか知らない状態から始める場合には。で普及したら不要かも。

_ SFUへんだな

えとせとら

なぜか英語……

The fts(3) functions are provided for traversing file hierarchies. A

simple overview is that the fts_open(3) function returns a handle on a

file hierarchy, which is then supplied to the other fts(3) functions. The

function fts_read(3) returns a pointer to a structure describing one of

the files in the file hierarchy. The function fts_children(3) returns a

一瞬英語版をダウンロードしたか? と思ったけどreadme.htmは日本語だよな。

$ echo $LANG

win-ja_JP.windows-932

問題なさげだが。

今気付いたが、

$ cd /dev/fs/C

$ ls -l

directory cycle detected: . is really ., dev=1090519107 ino=5

...

っていうのが、ジャンクションの数だけ出力されるな。

_ 星の王子様

どうでも良いが、このIMEで変換しようとすると干し首の追う爺様みたくなるのはどうにかしてくれ。とメタデータ。

くまりんさんの引用を読んでいたら、なんとなくわだかまりが解けたような気がする。

わだかまりってのは、星の王子様って本に対して抱いてる良くない印象だ。なんとなく甘ったれた不愉快な寝言は夜言えといった感情でおそらく高校生くらいのときになんかの本を読んで感じたのだろう。子供のころはそんなこと感じるはずもなく、最初の帽子と象を呑んだうわばみの絵のあたりを楽しんだ覚えがあるからだ。落語家の顔が浮かぶってのもあるし、バオバブの木の印象と日立の宣伝がだぶったりしているのも悪い印象の一因かも知れない。

だが、たとえば、空を見上げるときれいな月が出ていたりすれば、ああ月がきれいだな、と思うとき、心の片隅では、同じように空を見上げて、ああ月がきれいだな、と同じように感じている人間がいるよな、という期待ではない確信をかすかに感じたりするわけだし、どこかに同じように感じている人間がいるはずだという確信がなければ、そりゃ本当につまらないだろう。

そういう、どこかにあるはずの共感に対する想像力というのを教えてくれる本だったのだな。


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