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というか、読まずに語るのはあれだが、Moleskinさんの紹介文を読んで浮かび上がってくるのは、なぜこいつは語れるのか? 語れるということはそういう常識(コモンなセンスというか合意)があってそのコンテキストで語れるから語るんだろうけど、でもそれでその内容を語るのか? という疑問。
カタルカタルカタリスト
追記:
買った、読んだ。読むとますます疑問が湧いてくる。
間違いなく言えるのは、三男が職人や生地屋さんに支持されているということだ。(Webサイトを見るとコンシューマにも支持されていると思う)
長男が銀行マン視点しかないのも間違いなさそうだ。ただ、三男の言葉のほうを見ると記者の誘導に乗せられて、言い方としてそうさせられたということはありそうでもあるから(記者がとくとくと三男に長男の発言として聞かせている様子が伺えなくもない)、それは割り引いてもいい。
先代がなにを考えていたかはちょっと留保すべきかも知れない。長男の言っていることは、老舗とか60歳の人間のさらに父親(1920年に生まれたなら大正野郎だし、明治男の可能性すらある)とかを勘案すれば実は正しいのかも知れない。そういう家に生まれたわけじゃないからそのあたりの感覚はわからないが、我が身に引き寄せてみれば初孫が女の子だと知ったときの爺さんの様子とかから想像するとそういうものの見方が無いわけでもないだろうな。
ただ、思うに、老舗(と限定する必要は無いようにも思う)というのは血よりも技とか浪花節なんじゃなかろうか。結局は職人の支持を得てるという点だけで勝負はついたわけだから(長男の言っていることは、近代経営をおれはしたい、ということに見えるが、それじゃ成り立たないのではないか、ということ)。追記:結局、長男はそこが理解できていないわけで、仮に父親の願いに忠実にやろうとしたのだとしても、それが結果的に父親の願い(ってのは、万世一系の老舗を守るってことだろ、つまり)をかなえるのに対してややこしいことをしただけで徒労に終わったという点だ。でも、三男側の結束は固まっただろうし、守勢の老舗でありながら創生の意気込みまで持つにいたったわけで、結果オーライってことなんだろう、という状況を見た上でなぜこの親父はまだ語るのか? という疑問。さすがに白旗はあげているように見えるけど。
すばらしい無いよう。
書き方とか文体のせいなんだと思うが、圧倒的にこの人の日記はおもしろい。作ってるんじゃないか? とも思う。波乱万丈を鼻歌混じりにこなして足取り軽く。
そのあたりの虚構なんだか現実なんだかわからせず、重い話をあっさりと冗談めかして軽くいなす。生クリームの白じゃなくて、ホワイトチョコのコーティングなんだろうな。
昼はほとんどRuby Hotlink経由しか読めないし、夜はいろいろつまっているのでBloglineの()が3桁あたりまえに。一種の麻薬なんだから断ち切るって手段もないわけじゃないが、それでは人生がつまらなくなる。そうやって老化を進めてるだけなんだが。
で、それはそれとしても、たんにたんたんと読むつもりだったがあまりに笑いのツボにはまったのでクォート。
フレームワークという物は抽象化大好きのアーキテクトとやらが作るのだからしょうがない。
個人的にはこういうコードを読む都度PoEAAとGoFを焼き捨てたくなる。
PoEAAを焼いたら英語版で買い直そう。そうしよう。
――依存の切り方
これも鶏肋、あれも鶏肋、おしなべて鶏肋、鶏肋にはまる人ほど鶏肋。それでもしゃぶってしまうから鶏肋。
思い出した(帆布のを書いていて、普段使わない言葉の出所をさぐってて)。
こんな内容。
WBCで日本が勝って世界中がイチローを見てたじゃない。だから、これからの世界は浪花節。
おれはいやだけどね。
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