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月刊 Computerworld (コンピュータワールド) 2007年 02月号[雑誌](-)
オープンソースソフトウェア(フリーソフトウェアを含んで)と開発者の関係についての記事を寄稿しました。
開発者がどのくらい開発者のためにソフトウェアをオープンソースソフトウェアとして開発しているか、そこから得られるものはどのようなものか、企業内開発者にとってはどういう意義があるのか、企業にとってはどうか、といった角度から、以前三菱総研が行ったFLOSS調査などを元に自問しながら考察したものです。(来年発売とか、忘年会の席で言ってましたが間違いでした、すみません。というか今日、家に帰ったら見本誌が届いてたんで逆にびっくりした)。
なお、誌上では触れていませんが、細川さんと角谷さんに第一稿についてご意見をいただきました。感謝します。
よろしければ、ご購入ください。
特集のほかの記事も、なんていうかOSS+ビジネスの4年後というか、一時の無意味な熱狂後の落ち着いた考察みたいで結構おもしろかったです。たとえばInfoworldからの翻訳記事にRubyのホームページがキャプチャされていて「スクリプト言語の成功にはコミュニティの力が不可欠」なんていう記事が出ていて、NetRexxとRubyが比較されていたりします(ちょっと僕の記事と似た論点を持ってるな)。相変わらずソースコードの公開についての神話っぽい記事もあったりしますが(ただ、神話とまでは言い切れないとは思うけど)。
#この次の号はタイムリーなことに「2007年COBOLは死せず」という特集だったり。
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