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日々の破片

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2016-04-24

_ tDiary15周年パーティ

渋谷の公園通り入り口のビルの8F(名前忘れたけどドットみたいなやつ)でtDiary15周年パーティ。

最初はたださんの10年後のtDiaryで、えもい話というのでどんなのかと思ったらすごくおもしろかった。センスオブワンダーってこういうことだよな。

・火星の人の原作は日誌ではなく日記。というのはその日のできごとだけではなく感情が記録されている。

火星の人(アンディ ウィアー)

汎用の人工知能が10年後にはある程度のかたちができているとして、それは何から学習するのだろうか?

まず人工知能は人間を知る必要がある。(もちろん人間も人工知能を知る必要がある)

人間の何を知るのだろうか?

おそらく一番の相違点である感情ではないか。

とすれば、効率よく人工知能にとって望ましい形で学習するための材料というのは日記に違いない。それは特定個人の経年変化を持つ感情と行動の記録である。しかもリンクによって個人間の結合により相互の情報から特定時点の事象を知ることもできる。

今や、tDiaryは15年を迎え、少なくともあと10年は継続し、25年の個人の日記をパラレルに人工知能に与えることができるようになる存在となった。

・テキスト

・アクセス可能性

・変わらないURI

すげぇおもしろい。

次に柴田さんのtDiary効率化の話。stackprofを使って調べてみると、まずhsbt事情としてmemcachedが食っていたのでpstoreに戻した。

NokogiriをOgaに変えたら(元の処理より)5倍速くなった。

とにかくCalendarが食っている。年のディレクトリのループの中で月ファイルを引っ張っているのが無駄なのでそこを一気に直したら(元の処理より)2倍(だったかな? 4倍かも)速くなった。

Ruby2.4になるとnobuのHtmlEncodeのC化がきくのでこれも速くなる。

Pluginをまとめ読みしてevalするようにするとたぶんその処理も2倍速くなると考えられる。(これはテストコード)

Pluginのプロファイリングは難しい。モックとスタブを作り込んでやっとテストできるようになった。(これはアマゾンプラグインのOga化かな)

最後まちゅさんのtDiary3、4、5の話。3でRackを利用可能、4でgem化、5でHTML5とDocker対応。などの技術変化追随の話。

LTでははじめさんによるbootstrap対応プラグイン。あとから田中さんによるハンバーガーメニューが動作する別実装の話が出た。

グルーヴノーツの人(やまださん。ロボット犬のアイコンの人)によるMAGELLANでtDiaryを動かすためにはなどなどの話。福岡のRubyistは辛いものが好き。

みなさん、お疲れ様でした。


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