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中村さんのパッチなどを当ててIRBのプロンプトやエコーバックを修正して、さらに1.9.0のリファレンスのchm(というか、1.9.1がリリースされたら1.9.1 リファレンスという名称に変わるのかな?)を最新にして再パッケージしました。ありがとうございます。
ついさっき、1.8.7用のコードを書いていて、"string"[0].upcase
、がエラーになるので不思議に思ったりするくらいに、1.9に親しむようになっていたり。
子供がカルメンが聴きたいとか言い出す。
マゼールが振ったLDがあるじゃんと言ったら、LDじゃ聴きたいときに聴けないじゃんと正論を吐く。正しい。DVDなら良かったのに。
今更銀盤なんか欲しくないからiTunesストアをあさっていたら、歌詞対訳はついているか? と訊かれた。うむ、そんなものはないよな。でも、言いたいことはわかる。というか、DVDもそういう意味じゃだめだな(字幕は意味は取れても歌詞はわからん。かといっていちいちスコアを買ってたらというか、スコアには逆に対訳がないか)。
しょうがないので、アマゾンを探す。しかし、アマゾン(というよりレコード会社)ってバカだな。そういった唯一のメリットがアマゾンのカタログには出てないじゃん。
かといって、これまでの経験から、レコード屋に行って現物を見ても必ずしも帯に書いているとは限らないことは知っている。
えいや、とあたりをつけて、というかカラヤンは嫌いだけど、好き嫌いとは関係なくすごい指揮者だということは知っているし、ウィーンの音は素晴らしいし(実際、聴いたら金管がきれいなこと、こういうのはどうにもしょうがないな)、少なくともフレーニの声は好きだし、廉価版になっているから、レオンタン・プライスがタイトルロールのダイジェストを買った。
ビゼー:歌劇「カルメン」(名場面集)(カラヤン(ヘルベルト・フォン))
やったね。ちゃんと昔ながらのクラシックで、歌詞対訳がついていた。
というか、コレルリってテノールは、とてもいい。フレーニは予想通りに(ミカエラの唄はおれには退屈なんで本来は好きじゃない)良かったし、管弦楽がとても良い。
で、oiはワだよとか、ウーはアクセンテギュが付くとこう発音するとかaiはエだけどトレマが付くとアイだよとか教えてやったり。
クラシックを買う層ってのは、基本的には(ってのはおれは外れるからだが)富裕層で、しかもわりと年齢も高いはずだ。
で、思うに、ネットワーク配信をうまく使うと、音楽を流すのと、たとえば門馬直美とか宇野こーほーのテキストを流すのと、歌詞対訳を流すのをうまくシンクロさせて、(そのあたりのテキストの付加価値で、あと考えてみたら、アーティストのスティールとかも良さそうだ)、セットアップがiTunesよりさらに簡単で人にやさしい仕組みを作って、呼び屋を巻き込んでチラシをコンサート会場で配ったり、ロビーでデモしたりすると、結構高く課金する仕組みを作れるんじゃないだろうか。コンテンツをどうするかだが、レコード会社はそれまでのテキストを保有しているだろうから、それをうまく使えば良い気がする。
あと、テキストといえば、老眼だから、1600×1280に対して、まるで800×600みたいに文字を出さなきゃだめだぜ。いや、本当。
(あと、ぶつとしてのネットワークアプライアンスがうまく当てはまる市場ではなかろうか)
まず、iTunesは(と書いていたがiTSの話だった。でも同じだけどな。作曲者の扱い)、ことクラシックに関してはクソだから、敵にはならない。
ちょっとやってみればわかるが、「カルメン」で検索すると、他のジャンルのほうが売れているからバカみたいに意味のないコンテンツが出てくる。
クラシックから見ていくと、ジャンルが腐っている。
オペラで見ていくとアルファベット順にしか出てこない。
レコード屋と同じで、「作曲者順」にすりゃいいだけなのに、アーティスト順に並べようとしてるわけだな。
で、アーティスト情報ってクラシックの場合には、ほとんど役に立たない。
おれが聴きたいのは、たとえば、ブーレーズじゃなくてもいいけど、現代音楽に造詣の深い指揮者が、オーケストラはどこでもよいが、ボストンとかパリ管あたりならベターで、できればフランス人の歌手が唄ったペレアスとメリザンドだ、というような場合に、アーティスト順に出てきても何の意味があるのか? 何もない。で、アルバム順に並べても情報が中途半端でほとんど役に立たない。で、ペレアスでひくと、「ペレアスとメリザンド交響曲」という妙なタイトルが出てきて、しかし振っているのがボドーで(表記はボド)、これは誰が作曲したのか? と思うとわからない。すげぇ興味をひかれても、これでは1200円を払う気にはなれないね。
作曲家だろ、まずは。それに、たとえばドビュッシーで検索すると前奏曲の24曲がばらばらに出てきて、やたらと行数だけ取られて、これでは買う気にはならない。もっとも、亜麻色の髪の乙女だけを買いたければ便利ではあろうけど(つまり、両方があればいいわけだ)。
あと、クラシックは表記のぶれが激しいので、それを全部拾わなきゃだめじゃん。ベートーベン、ベートーヴェン、ドビュッシー、ドビュシ、ドゥビュッシー、ドゥビュシ、ゲーテ、ギョエテ、シェーンベルク、シェンベルク、シェーンベルヒ、シェーンベルッヒ、ションバーグ、シェーンベルグ、シェンベルグ、シェンベルヒ、いろいろだ。
ジェズイットを見習え |
>歌詞対訳はついているか?<br>そうそう。こういうのがブックレット欲しい欲と並んで必須なんだけどね。<br>USのiTunesや、日本のiTunesのごく一部ではpdfでのブックレット添付始めましたが。まだまだなのですよねー。
お、pdfのブックレット添付ってのはいいですね。それが標準的になってしかも検索がしやすくなると、結局iTunesが勝つのかな(まあジョブズがクラシックを聴かないからエクスペリエンスが最低なんだろうと思う)。
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/<br>こんなのもそれなりに売れているようですから、マーケット的なところ含めてやはり提供の仕方なんですかね。
デジタルコンサートホールってやつですね? サイモンラトルの顔が見えたのでちょっと興味を失ったけど(というほど知らない)確かに作り方次第ですね(映像は重要なのかなぁというのが一番の疑問なわけですが)。